口腔ケアのポイントとは
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2024/03/28
コラム
口腔ケアを行うことで口の中の状態を清潔に保ち、虫歯や歯周病などのトラブルを予防できます。
また口のみならず全身の健康にも関わってくるため、適切な知識を持つことは非常に大切です。
今回は、口腔ケアをするにあたってのポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
▼口腔ケアのポイントとは
■口腔内をチェックをする
口内炎や歯肉の腫れ・欠歯・義歯による傷などがないかをチェックします。
痛みや腫れ・出血などの異常がある場合は、歯科医師の診察を受けましょう
また痛みがあるとケアを避けようとするので、原因を早く特定することが大切です。
■誤嚥に注意する
嚥下機能が低下している場合、汚れや水分が気管に入らないよう顎を引いて顔を横向きにします。
水分を使用する際はできるだけ少量に抑え、吸引機やガーゼ・綿棒などで水分を取り除きながら行うようにしましょう。
■口腔内の乾燥に注意する
口腔内が乾燥すると、細菌が増加し炎症が起きやすくなるため注意が必要です。
また粘膜自体も弱くなり傷付きやすく、感染症になるリスクが高くなります。
薬の副作用や加齢などで唾液が少なくなる場合があるため、定期的に確認することが大切です。
マッサージや口腔機能訓練(嚥下体操・舌体操)を行うと、唾液の分泌を促せます。
■補助は必要最小限に抑える
本人の能力を維持するためにも、介護者がすべてを行うのではなく本人に可能なケアは任せることが大切です。
なお、負担を少なくできるよう必要に応じて自助具を使用し、不足分や最後の確認は介護者が行いましょう。
▼まとめ
口腔ケアを行うことで、虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぎ、口腔機能の向上や維持ができます。
また補助を必要最小限に抑えることで、本人の残っている能力をうまく活用するということも重要です。
中野区周辺のエリアで訪問看護サービスを展開している『まるこ訪問看護ステーション』では、的確なアドバイスやケアを行っております。
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