高齢者ができる脱水症の予防とは
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2024/04/22
コラム
高齢者が気をつけたい「脱水症」は、食事や水分の摂取量が減ると起こる症状の一つです。
脱水症によって体液が不足すると、栄養素や酸素を体の中に届けることができなくなり、体調不良につながる可能性が高まります。
そこで今回は、高齢者ができる脱水症の予防について紹介します。
▼高齢者ができる脱水症の予防
■1日に必要な水分を摂取
ご自身に必要な水分量が摂取できているか、確認しましょう。
1日に必要な水分摂取量は、体重が1kgあたり約40mlと言われています。
そのため体重60kgの方であれば、約2.4Lの水分摂取が必要です。
■部屋の温度・湿度を調整
室内の温度や湿度を整えることで、体の水分量を保ちやすくなります。
冬場の部屋が乾燥している場合は、濡れタオルを干したり加湿器を使用したりなどして湿度を上げるのがオススメです。
夏場の部屋は無理に節電せず、エアコンや扇風機などで室内の温度を適温に保つよう心がけましょう。
■こまめに水分補給
起床時・食事中・運動前後・入浴後・就寝前など、水分補給をする時間を決めておくのがオススメです。
その日の運動量や体調によって、多めに水分補給が必要な時もあるので注意が必要でしょう。
また水分補給は飲み物だけでなく、食事やおやつなどからも摂取することが可能です。
▼まとめ
高齢者ができる脱水症の予防には「1日に必要な水分を摂取」「部屋の温度・湿度を調整」「こまめに水分補給」などが挙げられます。
脱水症を防ぎ栄養素や酸素を体の中に届けるため、水分補給は欠かせません。
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