令和4年10月7日 さくらクリニック練馬・中野の合同開催における標題の勉強会へ参加してきました。まずは杉並のりんご訪問看護ステーション代表の佐郷谷氏の神経難病患者に対するコミュニケーション支援における手段・工夫・心得について講演がありました。それぞれ具体的にお話しくださり、未知の知識も知ることができました。とにもかくにも患者は一人一人の背景があり、同じ人はいないこと、その人に対する想像力をフルに働かせ、どのような手段や工夫が必要なのか一生懸命考えることが重要であり、そのためには自分自身の知恵と智慧を元に発想し具現化できるスキルを身につけていきたいと感じました。
後半はさくらクリニック練馬の佐藤院長の具体的なコミュニケーションの方法の紹介でした。ALSの患者さんでエアフリックを使った(透明文字盤を使わない)方法はまさに革新的なもので、この方法を編み出した患者さんはものすごい発想と言わざるを得ません。お互いメリットしかないと感じますが、患者さんにストレスを感じさせず読み取るには努力が必須で、初老に差し掛かっている私もだいぶ苦労していますが早く雑談ができるくらいに会得したいと思っております・・・
代表 渡辺律佳